日本睡眠学会第44回定期学術集会にてポスターセッションを実施
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株式会社スリープテクネ 共同研究者 / 神川 康子
名古屋で開催されました日本睡眠学会第44回定期学術集会にて、「発達および睡眠・生活習慣が重心動揺検査に及ぼす影響」をテーマにポスターセッションを行いました。
発表概要
自律神経機能の乱れを客観的に判断することができる重心動揺と睡眠習慣の関連性を明らかにすべく、発達途上段階にある小学生(3~6年生)および生活習慣が乱れがちな大学生(3~4年生)を対象に調査および実験を実施いたしました。
調査結果からは、睡眠習慣が日中のパフォーマンスに影響を及ぼすことの一端が明らかになりました。
また、具体的に自律神経機能を改善するためには、小学生段階においては、自立起床を促し朝の気分を向上させることや食事や排便などの生理的健康度を向上することが必要である点、大学生においては、スマートフォンやPCの操作時間を自己管理し、睡眠相後退を改善することで睡眠時間を確保し、身体的・精神的疲労を改善することが必要である点を明らかにいたしました。
私たちは、今後も「眠りで世界の人を元気にする」というビジョン実現に向けて、睡眠に対する学術的なアプローチを継続して参ります。